輪の中で目醒める
こんにちはウルカ。
野宿には良い季節となってきたね。
日本はわりと安全に野宿する事が出来る。
世界安全野宿ランキングでも相当上位に入るんじゃないかな。
・2、3泊分の必要最低限の着替えとレインウェア
・ベンチの幅にカットしたロール型マット
・ブランケット
・ちっちゃいカメラ
・財布とスマホ
・充電器
・文庫本
これらをオートバイに括りつける。
行き先は決めない。
向かう方角だけはなんとなく決める。
高速道路は使わない。
好き勝手にはしり、とまり、食い、読み、撮り、寝る。
野宿でおすすめなロケーションは田舎すぎない地方都市の道の駅のベンチ。
オートバイを身体の近くに置く事ができる。
ベンチ幅にカットしたマットを敷き、ブランケットをかぶってバッグを枕に文庫本を読む。
稀に職務質問されたり、暴走族の集会の輪の中で目醒める事があるが、まあ良い思い出となる事だろう。
山の中や海辺で、空気がおいしい、海風が気持ち良いなどと、軽装備で寝る奴はアホだ。
山の中では虫にやられ、目がさめる頃には夜露でひとっ風呂浴びてきたのかよ、というくらいにビシャビシャになる。
海辺では潮風を一晩中あびたおかげで、塩で顔面や首筋がベタベタだ。
これが汗と混ざった時の不快感は、想像しただけで気を失いそうになる。
誰かが遠くで俺を呼んでいる。
あ、午後の打ち合わせ忘れてた。
よし、仕事をやっつけるか。
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