喫煙ゾンビ

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おはようウルカ。

 

煙草というものがある。

草を紙で巻いたものに火をつけて吸い、煙を吐き出す。

映画俳優に憧れて吸いはじめた人もいるだろう。

不良の象徴として少年達の憧れだった時代もあった。

肉体、精神にたいして作用し、中毒性がある。

吸い過ぎると人体に害があるともいわれている。

近年では様々な制限を受け、自由に煙草を吸える場所は探しても見つけるのが困難な状況だ。

レストランにて食事の後、空になった器を眺めながらの一服。

居酒屋にてビールを飲みながらの一服。

見晴らしの良い公園のベンチでの一服。

そんな最高の一服がつけない世の中となっている。

ヤニで薄汚れた狭い喫煙室で見ず知らずの人間と副流煙を交わしながら目を細める喫煙者を見ていると、もう、覚醒剤のように法律で全面禁止にしてやってくれと思う。

あれだけコンビニ等でバンバン売っておいて、喫煙できる場所は売店の数よりも少ないのだろう。

陽の光を避けるように存在する嫌われ者のゾンビのようだ。

火を扱う煙草ゾンビは、電子タバコゾンビからすらも臭いだの不潔だのと毛嫌いされているらしい。

そのうち煙草に火をつけているところを見つかれば、金属バットかボウガンで頭部を狙われるようになるのではないか。

ここまで虐げられていると、逆に応援したい気持ちになってくる。

副流煙を吸い込むと、美肌やアンチエイジングに良いとか、子供の脳の発達を助けるとか、お年寄りの関節の痛みを和らげるとか、中年男性の髪の毛が生えるとか、ポジティブな副作用が発見されたのならば、嫌われ者から一転して街の人気者となれるのに。

頑張れ喫煙ゾンビ。

 

 

 

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