想像という実体の断片化の

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こんにちはウルカ。

 

昨日はLEGOの事を書いたけど、そろばんや囲碁もデジタル機器に入るらしいな。

デジタル機器には必ず電源があるというわけではないようだね。

デジタルの利点、特徴として、劣化しない、複製が容易、軽いデータ量、というのがあるが、そう考えると言葉、特に書物はデジタルの優位性を持っている。

作者が実体や想像というアナログを言葉というデジタルに変換して書く、読者は言葉というデジタルを読み込んで想像というアナログに変換する。

デジタルのデータ量が軽いのは、アナログを断片化して、本当に余分なのかはさておき、余分な部分を切り捨てているかららしい。

書物の場合、音や目に見える光、匂い、肌に触る感覚や味や痛みなど、実体を切り捨てている。

言葉というデジタルを読み込み、想像というアナログに変換したとき、元来存在したはずの実体というアナログは想像というアナログに置き換わる。

これは正確にものを伝えるという観念からすると、もどかしいのだろうな。

昨日まで幕張のメッセで開催されていた大規模なデジタルの祭典に、デジタル・ディバイスの海で仕事をする事で有名な俺ももれなく参加した。

実体というアナログを一度デジタルという断片に変換して、もう一度実体というアナログに変換できるディバイスは、視覚、聴覚に関してはかなり優れたものが沢山あったが、それ以外の感覚や想像をデジタルに変換、アウトプットできるディバイスは、ちっともなかったよ。

2019年、人類も俺もまだまだだな。

 

 

 

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