死ぬときは月が好き
おはようウルカ。
花ってグロテスクだよな。
10メートル以上離れて見れば綺麗だと感じたりするが、近距離でみると、なんだか悪性の腫瘍細胞のような禍々しさで、恐ろしく感じることがある。
これは外敵から身を守るためのオーラなのかなと思っていたが、俺の周りには花に禍々しいオーラを感じる人間が少なく、いまいちこの感覚が共有できていない。
花鳥風月なんて言葉があって、人間は歳をとると最初は花を含む植物に興味を示し、次第に鳥から風に移り、最後は月を眺めて良いなあと思う。
月が良いなと思う時期がくると、それは身体の寿命が尽きようとしているサインだ。
などとオリジナルの意味合いとは少し違った解釈が一般に定着している。
花、鳥、月はまだ分かるが、風ってなんなんだよ。
現代風にいうと、ガーデニング→バードウォッチング→ツーリング→スターウォッチングって感じか。
なかなかアクティブな老後だね。
まあ、そんなことより、今日は自転車に乗って桜を見に行くんだよ。楽しみだなあ。
マクロレンズは置いていこう。
今日のウルカはデュビアを6匹、鶏ササミを10切れ、牛ステーキ肉を8切れ。