イグアナのプッチンプリン

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こんにちはウルカ。

 

オオトカゲも良いけど、ゾウガメのことも書いてよ。

といったようなメッセージをいただいたので、今日はグリーンイグアナのプッチンプリンの事を書いてみよう。

グリーンイグアナのプッチンプリンは、数年前よりうちに居候している。

うち来たときには体長10センチメートルほどの明緑色のちっせえトカゲだったのだけど、今では1メートルを超えるでっけえ明緑色のイグアナとなった。

最終的には180センチメートル程になるそうだ。

その容姿は翼こそないが西洋の竜そのもので、姪っ子などはマジで口から炎を吐くと信じている。

イグアナ族は爬虫類の中でワニ族に次いで2番目に知能が高いと言われており、部屋に放していると猫と同居している感覚に近い。

犬ほど近くなく、フェレットほど遠くない距離感。

最近ではよく俺の肩や頭に止まってじっとテレビを観ている。

トイレも覚える。

イグアナ族のコミュニケーション方法は頭を縦に振るヘッドバンギングで、ケージから出たいとか、腹が減った、ムカつくだのをヘッドバンギングで伝えてくるので、俺もヘッドバンギングで答えるようにしているが、伝わっているのかは定かではない。

ゴリゴリの草食で、うちでは小松菜、青梗菜、サニーレタスあたりをメインにもしゃもしゃと食べている。

じつは最近まで全く人間に慣れず、近づけば逃げる、または戦闘態勢にはいるかのどちらかだった。

急に人柄ならぬイグアナ柄が変わったのは、発情期が境だった。

今年の夏に発情期に入り、プッチンプリンはオスだということが判明した。

オスでもメスでも通用する名にしておいて御の字である。

発情期のプッチンプリンは2ヶ月間、水以外殆ど取らず、枯れ葉色で、スカスカに痩せて、このまま死んでしまうかもなと思っていたが、枯れ葉が目立つ季節になると発情期が終わったのか異常な食欲をみせ、あっと言う間にまるまると太り、どのような精神改革があったのかはわからんが性格までまるまるとまるくなり、自ら人間に寄ってくるようになった。

バタバタ動き回る事も少なく、鳴かず、体臭もなく、抜け毛もない(脱皮が落ちる事はある)ので、非常に飼いやすいと言える。

おい、プッチンプリンと呼ぶと、なんやねんと無愛想な顔をこちらに向ける。

レンチンしたカボチャを見せるとホヒホヒと媚びたような顔をして寄ってくる。

寒くなってきたので人肌の温かさをもとめているだけなのかもしれんが、ソファで一緒にくつろぐプッチンプリンは、なかなかかわいい奴である。

 

 

 

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